よくある質問

  
  
  

法要

四十九日法要は、年明けまでに済ませるものですか?
亡くなられた日にちによっては年内に四十九日法要を行うことは難しいため、年明けに行うことは自然なことでしょう。

忌を翌年まで持ち越すと、翌々年の新年のお祝いに差し支えるのではないかと心配され、そのようにおっしゃったのかもしれません。 年賀欠礼やお正月のお祝いなどは、来年だけ控えられればけっこうです。

四十九日の法要にはどのようなものを用意しておく必要があるでしょうか。納骨も行おうと思います。
菩提寺や専門の斎場などで行う場合は次のものを持参します。

1.遺骨

2.白木の位牌 3.新たにつくった黒塗りの位牌(法要後自宅の仏壇にお供えします

4.埋葬許可証(骨箱の中に保管してあることが多いです)

5.お墓に供える花や線香

6.お布施

7.列席者への引出物などを用意します。

法要を行うのに、大安や仏滅といった日取りは気にしなくてよいのでしょうか?
死者の追善の法要ですので、大安などの縁起を気にされる必要はありません。
一年祭の通知を受けました。供物と弔電を送るには、どのようにしたらよいのでしょうか?
神式での供物は金銭の場合には「御玉串料」などを用います。 供物の場合は「御神前」「御供」とします。 供物の内容としては、生花、干菓子、果物、清酒などがあります。 弔電の文例を以下にあげておきます。

「一年祭にあたり、故人の数々のご遺徳を偲び、衷心より哀悼の意を表します。」

四十九日法要に花を贈りたいのですが、いつ届くようにするのがよいのですか?
花などの贈り物は、四十九日法要より前に届くようにした方が感じが良いものです。もし、法要がいつ行われるかわかっているならばその前日に届くようにするとよいでしょう。
納骨式後の会食の席で、献杯の挨拶を頼まれましたが、どのようにしたらよいのでしょうか?
献杯とは霊前に杯を捧げることで、献杯の挨拶というより献杯の音頭に近いもので、以下のように行います。 誠に僭越ではございますが、ご指名いただきましたので、献杯の発声をさせていただきます。   故村上様のご遺徳をお偲び申しあげ、ご冥福を心からお祈り申しあげると共に、村上様が築かれました事業の発展を祈願いたしまして、献杯申しあげます。献杯。
お別れ式の進行役を依頼されたのですが、話し方のポイントを教えて下さい。
どのような雰囲気で進めるか、遺族の方と打合せをするとよいでしょう。 お別れ会だからといってとくに悲しみを誘うような表現をする必要はありませんし、くだけすぎるのも考えものです。 弔事の際に気をつけることとしては、忌み言葉があります。 「なお」「重ねる」「くりかえし」を意味する言葉は使わない習慣になっています。「また」「こんど」「ふたたび」といった言葉も使いません。
仏壇開きに包むお金の袋と、表書きはどのように記入すればよいのでしょうか?
仏壇開きはお祝いごとになります。 のしのついていない、紅白の蝶結びの水引きの袋を用意します。表書きは「開眼之御祝」とします。
実家の法事に招かれました。「御仏前」を供えるのでしょうか?
法事には親族及び友人などが招かれますが、それに招かれた人は普通、お金を包みます。その理由としては、法事ではおもてなしの食事と引物が用意されることが多く、その金額を負担するという意味合いがあります。そのため喪主と生計を別にしている場合、たとえ親子でもお金を包みます。 法事にお金を包む場合、仏教では「御仏前」「御香典」と表書きをします。
実家で忌明け法要で「御仏前」は包むのでしょうか?服装はどうですか?
生計を別にしているのであれば香典は持参します。表書きは仏式であれば「御仏前」でけっこうです。 四十九日法要の服装は、葬儀の時の服装と同じと考えればよいでしょう。男性ならばブラックスーツに白いシャツ、黒ネクタイです。
法要でのお布施の袋と表書きをおしえてください。
法要の際にお寺に納めるお礼は、黒白の水引きで白の飾りのない袋に「御布施」と表書きをします。
葬儀後に訃報を知りました。このような場合、お香典はどうすればよいでしょうか?
葬儀のあとに死亡を知った場合には、自宅に直接香典をもっていくか、 あるいはお悔やみ状に香典をそえて、現金書留で郵送する方法があります。 不祝儀袋の表書きは忌明け(35日か49日まで)は「御香典」でよろしいと思います。
葬儀後に訃報を知りました。数名で何かお見舞いをしたいと思うのですが、どうしたらよいですか?
連名でお香典を出されるのがよろしいかと存じます。仏式であれば表書きは「御香典」でけっこうです。 連名ですので表書きの名前の欄は代表者1名の名前を書き、その左横に「外一同」とします。この場合、中袋に全員の名前と住所を記します。
法要を家族だけですませたいのですが。
年忌法要は回を重ねるごとに年々こじんまりしていきます。

一般的には、親が死亡した場合には、あととりの方が喪主となって、その兄弟、子、ご親戚などに連絡をして法事を行うことになります。従って、とりあえず連絡をして、出席がなければ身内だけでおこなえば良いでしょう。今後のおつき合いのこともありますので、そのあたりも考慮にいれられてはいかがでしょうか。

主人の祖先の法要に、私(妻)の両親は出席するべきなのでしょうか?
あなたのご両親が招待を受ければ出席することになるでしょう。義父の法要にあなたの両親が出席するというのはふつうのことです。家の行事に親族として参加してもらうと考えればよいのではないでしょうか。法要に招待されるということは、家同士の親密度を表しているととらえることもできるでしょう。
49日法要に出席することになったのですが、服装、香典などについてアドバイスしてください。
忌明け法要は、服装は略礼服で、数珠を持参します。香典は仏式の場合には「御仏前」と表書きをした不祝儀袋に入れます。 金額は線香代の他、当日食事や引き物が出るのであれば、その分を考慮して包まれることをお勧めします。
初盆の御布施はどのくらい包むのでしょうか? 御車代や御膳料も必要ですか?
御車代は来ていただいたことへのお礼、御膳料はお食事をお出しせず、その分をお金でお渡しするということです。

地域によっては初盆を盛大に営むところがあります。1周忌や3回忌と同等に、親族を招いて食事を出したり引物を出すのであれば お布施も法要と同額にし、お食事か御膳料も用意すればよいでしょう。 ただし、身内だけで初盆をお願いする場合には、忌明け法要を目安にし、お布施だけでよいでしょう。
初盆のお返しの表書きは、なんと書けば良いでしょうか?
初盆の場合は「志」でよいでしょう。もし、初盆であることを強調したいのであれば「初盆会志」と「志」の右肩にその主旨をそえるとその内容がはっきりします。
今年友人宅が初盆を迎えます。何をしたら良いのでしょうか?
初盆に盆提灯を贈るということがあります。 しかし、これはごく身内の親戚が贈ることがほとんどです。 そこであなたの場合、「御供」として花や線香をおくるというのはどうでしょうか。「お盆におくりたい」と依頼すればふさわしいものをつくってもらえます。何かしなければならない、ということはありませんが先方はあなたのお気持ちをうれしく思われるにちがいありません。
キリスト教の記念会に出席する服装と、お香典の表書きを教えてください。
喪服を着用する必要はないでしょう。 派手な色や柄のものは避け、落ち着いた感じの平服にします。表書きはキリスト教の場合「御花料」とします。
四十九日の法要に出席するのですが、服装をおしえてください。
法事の礼服については、一周忌くらいまでは男子では黒の礼服を着用し、それ以降は徐々に平服に近づけます。女性の場合の略喪服は和服ならば色無地に黒の帯、洋装ならば地味な色のスーツなどとなりますが、ブラックフォーマルを着用される方がほとんどです。

49日の場合、主催者側から特に指定がない場合には、黒の礼服が無難でしょう。

葬儀では喪主をつとめたのですが、葬儀後の法要の服装についておしえてください。
喪の服装には、正喪服と略喪服があります。女性の場合の正喪服(正装)は、和服ならば5つ紋付きの黒無地に黒の帯、洋装ならば黒無地のワンピースやツーピース(ブラックフォーマル)です。略喪服は和服ならば色無地に黒の帯、洋装ならば地味な色のスーツなどとなりますが、ブラックフォーマルを着用される方がほとんどです。

一周忌、三回忌と回を重ねるにしたがって、喪の表現は少なくしていくのが一般的ですが、参会者より軽い服装はしないようにします。 49日は葬儀に準じ正喪服を着用します。初盆は正喪服を着用するのが一般的です。一周忌に喪主をつとめるならば、正喪服を着用されるのがよいでしょう。

PAGETOP